Pantechの買収に失敗したCKT DevelopmentがOptisによるPantech買収に反対意見を提出へ
- 2015年06月29日
- 海外携帯電話
韓国のCKT DevelopmentはOptisを中心としたコンソーシアムがPantechを買収する方針で準備を進めている件について、反対する意見を提出する予定であることが韓国メディアの報道で分かった。
CKT DevelopmentはPantechの買収を名乗り出たが、ソウル中央地方裁判所破産部などにPantechを買収する能力はないと判断されて買収に失敗していた。
Optisを中心としたコンソーシアムの主導権を握るOptisは、Pantechの買収に成功すればインドネシアのスマートフォン市場に参入する計画などを発表している。
ただ、雇用の継続は一部人材のみに限定するなど、大幅な解雇に踏み切る方針も明かしている。
CKT DevelopmentはOptisの資金調達や雇用の継続などに不安があり、またスマートフォン事業の継続は現実的ではないとしており、意見書としてソウル中央地方裁判所破産部にPantechの買収を反対する資料を提出する見通し。
Optisの資金調達など金銭面に関する問題は業界内でも懸念されているが、ソウル中央地方裁判所破産部は2015年7月17日までOptisとPantechの判断を見守る模様である。
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