中国移動とノキアが3.5GHz帯を利用したTD-LTEのインターバンド・キャリアアグリゲーションを披露
- 2015年07月14日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者であるChina Mobile(CMCC/中国移動)とNokia Solutions and Networksは3.5GHz帯を含めたTD-LTE方式のインターバンド・キャリアアグリゲーションのデモを公開した。
周波数は3.5GHz帯の20MHz幅と2.6GHz帯の20MHz幅を束ねて計40MHz幅としている。
異なるバンドの2コンポーネント・キャリアを束ねたインターバンド・キャリアアグリゲーションとなり、通信速度は下り最大220Mbpsに達する。
3.5GHz帯はTD-LTE方式において重要な周波数としており、3.5GHz帯を利用したキャリアアグリゲーションのデモでは、TD-LTE方式において3.5GHz帯の商用利用が可能であることを証明するだけでなく、既存の周波数と束ねてネットワークのパフォーマンス向上に貢献することを示したとアピールしている。
なお、世界では11社の移動体通信事業者が3.5GHz帯におけるTD-LTE方式を商用化しているが、3.5GHz帯を含めたインターバンド・キャリアアグリゲーションは商用化に至っていない。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。