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台湾当局が威達雲端と威邁思に対してWiMAXサービスの終了を承認、8月24日に終了へ



台湾の行政機関で電気通信事業を管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は台湾のWiMAX事業者であるVeeTIME(威達雲端電訊)とVMAX Telecom(威邁思電信)に対してWiMAXサービスの終了を承認する方針であることが台湾メディアの報道で分かった。

VeeTIMEとVMAX TelecomはWiMAXサービスを終了するための申請を国家通訊伝播委員会に提出したことが判明しており、それを受けて国家通訊伝播委員会は申請内容を承認したものと思われる。

両社ともWiMAXサービスの終了日は2015年8月24日とされている。

VeeTIMEとVMAX Telecomは同じMarkwell Group(午陽企業集団)傘下で、異なる地域でWiMAXサービスを展開している。

展開地域はVeeTIMEが台中市、彰化市、南投県、雲林県、嘉義市、台南市、高雄市、屏東県、金門県、VMAX Telecomが台北市、新北市、基隆市、桃園県、新竹県、新竹市、苗栗県、宜蘭県、連江県である。

異なる地域で展開するVeeTIMEとVMAX Telecomは相互にローミングも提供しており、実質的には同体となっている。

なお、2015年7月時点でVeeTIMEは586局のWiMAX基地局を稼働し、7298の加入者を擁しており、VMAX Telecomは420局の基地局を稼働し、1487の加入者を擁しているという。

台湾では2014年12月よりWiMAXサービスの終了が相次いでおり、VeeTIMEとVMAX Telecomが2015年8月24日にWiMAXサービスを終了すれば、わずか9ヶ月の間に5社もWiMAXサービスを終了することになる。

なお、VeeTIMEとVMAX TelecomはWiMAX Release 2.1 Additional EditionとしてTD-LTE方式との互換モードが用意されているWiMAX 2.1を導入することが認可されており、実質的にTD-LTE方式を導入する計画である。

国家通訊伝播委員会やVeeTIMEおよびVeeTIMEからはWiMAXサービスの終了の件について正式に案内されておらず、近く正式に発表されると思われる。

中時電子報

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