南アフリカ旅客鉄道公社がGSM-Rを導入へ、鉄道の運行管理などに活用

中国のHuawei Technologies(華為技術)はSiemens Convergence Creatorsと協力して南アフリカ旅客鉄道公社(Passenger Rail Agency of South Africa：略称、PRASA)のGSM-Rネットワークを構築することを発表した。

2013年よりHuawei Technologiesと南アフリカ旅客鉄道公社は協力し、1200kmにも及ぶ南アフリカ旅客鉄道公社の鉄道路線のうちケープタウン、ダーバン、ハウテンにおいてGSM-Rネットワークを構築している。

Huawei TechnologiesとSiemens Convergence Creatorsは長年に渡ってGSM-R方式やeLTE方式の開発で協力関係にあり、両社のコラボレーションによって生まれたソリューションは高いパフォーマンスを発揮するという。

また、南アフリカでGSM-Rネットワークを構築して実績を出すことで鉄道界における通信で競争力を高め、南アフリカにおける鉄道網の効率化と顧客サービスの向上に貢献するとしている。

南アフリカ旅客鉄道公社はアフリカ大陸で最も発達した鉄道網を運営しており、GSM-Rネットワークは鉄道の運行管理や携わる人員管理で活用する計画である。

なお、南アフリカでGSM-R方式を導入する事例は南アフリカ旅客鉄道公社が初となる。

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