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KTへ1.8GHz帯の割り当てにSK TelecomとLG U+が反対



韓国の国家行政機関である未来創造科学部が近日中に周波数の割り当てを発表する予定となっており、その発表が迫る中でSK TelecomとLG U+がKTに対して1.8GHz帯を割り当てることに反対する意見を提出したと韓国メディアが報じている。
KTは既に1.8GHz帯を保有しており、新たに割り当てられることになれば1.8GHz帯を広く保有することになる。
これに対して、隣接する帯域の割り当ては、市場に不利益をもたらすとしてSK TelecomとLG U+が反対の意見を述べている。
SK Telecomは1.8GHz帯と850MHz帯を、LG U+は2.1GHz帯と850MHz帯を保有しており、LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを用いている。
キャリアアグリゲーションは異なる帯域を束ねて利用しており、これによって高速な通信サービスを提供する。
隣接した帯域を保有していれば、異なる帯域を束ねて利用する必要もなく、高速な通信サービスを提供することが可能となる。
また、隣接した帯域であれば異なる帯域を束ねて利用する方法よりも端末の対応が容易となる。
そのため、KTが1.8GHz帯を広帯域に保有して高速サービスを提供しようとしていることに対して、反対意見が出ている。
健全な競争を荒廃させ、産業の発展と利用者の利益を阻害する不適切な割り当てだとの意見も見られる。
特にLG U+はKTにLTEサービスの加入者数で抜かれたこともあり、危機感を感じていることは間違いないだろう。
・NAVER NEWS
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=105&oid=029&aid=0002170240

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