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ASUS ZenFone Selfie (ZD551KL) レビュー 外観編



台湾のASUSTeK Computer(華碩電脳)の日本法人であるASUS JAPANは大阪で開催した「ASUS新製品体験イベント@大阪」に参加し、スマートフォン「ASUS ZenFone Selfie (ZD551KL)」を借りた。

今回は借りているASUS ZenFone Selfieのレビューの第2回目として、外観などを中心に紹介する。

ASUS ZenFone SelfieはSelfieと呼ばれる自分撮り機能を強化したスマートフォンで、日本市場ではSIMロックフリーで販売されている。

カラーバリエーションはホワイト、ピンク、アクアブルーの3色が用意されているが、基本的には本体のカラーは共通でリアカバーの色が異なっている。

なお、借りているASUS ZenFone Selfieのリアカバーはホワイトである。

それでは、ASUS ZenFone Selfieの外観を中心に紹介していく。

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ASUS ZenFone Selfieのフロント

ディスプレイは約5.5インチで解像度がFHD(1080*1920)の液晶を搭載している。

フロントのベゼルはカラーバリエーションに関係なく黒色で、フロントの下部はスピン加工が施されており、これまでのASUS ZenFoneシリーズのデザインを踏襲している。

ノートパソコンはASUS ZENBOOK PRIMEを使用しており、天板のスピン加工が気に入っている。

そのため、個人的にはフロントの下部にスピン加工を施したASUS ZenFoneシリーズのデザインは好きである。

ASUS ZenFoneシリーズの特徴的なデザインとなっているものの、あまりデザインが大きく変わらないと新機種でもデザイン面で新鮮味を感じられない。

同じようなデザインが続くことはあまり好まないため、超個人的な希望を言うならばASUS ZenFoneシリーズらしさを残しつつ、デザインを変えていってほしい。

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ASUS ZenFone Selfieのフロントカメラ

自分撮り機能を強化したスマートフォンであるため、フロントのカメラは目立つデザインとなっている。

フロントカメラはリアカメラと同様に約1300万画素のカメラを搭載する。

5層レンズでF値は2.2、88度のワイドアングルとなる。

フロントカメラの左にはデュアルカラーLEDフラッシュを搭載しており、フラッシュ使用時に自然な色で写真を撮影可能としている。

エントリークラスでもフロントにLEDフラッシュを搭載するスマートフォンは増えているが、デュアルカラーLEDフラッシュをフロントに搭載するスマートフォンはまだ少ないはずである。

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ASUS ZenFone Selfieのナビゲーションキー

ナビゲーションキーは左からクリアキー、ホームキー、アプリケーション履歴キーとなっている。

メニューキーは個別には用意されていないが、デフォルトの状態ではアプリケーション履歴キーを長押しすることでメニューキーの役割を果たす。

なお、アプリケーション履歴キーの長押しについては、設定から他の機能に割り当てることも可能である。

また、ナビゲーションキーは物理的なキーではなく、タッチセンサ式となっている。

ナビゲーションキーにはバックライトがなく、暗所で操作する際に不便を感じることがある。

普段から複数のスマートフォンを併用することが多いが、ナビゲーションキーの並び順はメーカーによって異なっている。

そのため、スマートフォンを操作する際はナビゲーションキーの位置を目視して操作しており、暗所でナビゲーションキーの位置が分からないと大変不便である。

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ASUS ZenFone Selfieの電源キーとイヤホン端子

筐体の上部には電源キーとイヤホン端子を備えている。

電源キーはあまり目立たないものの、電源キーにもスピン加工が施されており、統一感があるデザインに仕上げられている。

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ASUS ZenFone Selfieの充電端子

充電端子はMicro USB端子を採用している。

表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用するスマートフォンも登場しているが、まだMicro USBを採用するスマートフォンが大半であり、特に問題視することはないだろう。

Micro USBを採用する他のスマートフォンと充電ケーブルを共用可能で、外出時に持ち歩くケーブルが少なくて済むことから、Micro USBで不満はまったくないように感じている。

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ASUS ZenFone Selfieのリア

リアカバーはリアの全体を覆う形状となっており、プラスチック製で取り外しが可能である。

ASUS ZenFone Selfieのカラーバリエーションではアクアブルーが好きであるが、借りる際にはカラーを選べず、ホワイトを借りることになった。

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ASUS ZenFone Selfieのリアカメラとボリュームキー

リアには約1300万画素のカメラを備える。

5層レンズでF値は2.0、75度のワイドアングルとなっている。

リアカメラもフロントカメラと同様にデュアルカラーLEDフラッシュを搭載している。

ハイスペックなスマートフォンを中心にデュアルカラーLEDフラッシュを搭載するスマートフォンは増えているが、ASUS ZenFone Selfieのようなエントリークラスのスマートフォンではまだ珍しい。

また、カメラの左横にはレーザーオートフォーカス用の赤外線ポートを備えており、赤外線を照射することで被写体を瞬時にフォーカスし、通常のオートフォーカスより早く、また暗闇でも瞬時に撮影することが可能である。

ボリュームキーはリアに配置されており、カメラ下のキーがボリュームキーとなる。

電源キーと同様にボリュームキーにもスピン加工が施されている。

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リアカバーの形状

リアカバーは緩い弧を描いた形状に仕上げられており、手にフィットする形状としている。

確かに手に馴染む形状ではあるが、サラサラとした手触りであるため、手から滑り落ちそうになったことが何度かある。

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リアカバーを外した様子

リアカバーを取り外すと電池パックや各種スロットが現れる。

本体カラーは共通であり、気分によってリアカバーを交換することでカラーを変えられるため、公式でリアカバーを単体で販売してほしいと感じる。

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電池パックを外した様子

電池パックを内蔵するスマートフォンが増える中、ASUS ZenFone Selfieは電池パックの取り外しが可能である。

これまで海外で使うスマートフォンは基本的に電池パックの取り外しが可能なスマートフォンを使っており、電池パックの取り外しが可能なスマートフォンは強く歓迎したい。

ただ、電池パックの取り外しが可能なことを重視する理由は、普段から2個の電池を持ち歩いて電池がなくなれば交換するような使い方をしていたためであり、ASUS ZenFone Selfieの場合は公式で電池パックを単体で販売しておらず、そのメリットを受けられないことになる。

電池パックを交換して使う場合は、外部電池から給電しながら使う必要がなく、煩わしいケーブルを挿したまま使うこともなく、また交換直後は100%の電池残量から使えるため、特に持ち運ぶスマートフォンを減らしたい海外ではそのような使い方をしていた。

最近は電池パックを内蔵するスマートフォンも増えており、対応周波数などの問題で渡航先によっては仕方なく電池パックを内蔵するスマートフォンと外部電池を用いることもあるが、可能であれば避けたいという考え方は変わらない。

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SIMカードスロットおよびmicroSDカードスロット

カメラ周辺にはSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが配置されている。

SIMカードスロットはデュアルSIMで、いずれもサイズはMicro SIM (3FF)サイズを採用している。

SIMカードの抜き挿しに専用のピンが必要なスマートフォンが増えているが、あまりそれは好きではなく、むしろ嫌いであり、SIMカードの交換を頻繁に行う者としてはASUS ZenFone Selfieのような構造は大変ありがたい。

また、microSDカードスロットを非搭載のスマートフォンが増える中、ASUS ZenFone SelfieはmicroSDカードスロットも搭載しており、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカードを利用できる。

ASUS ZenFone Selfieは自分撮り機能を強化したスマートフォンであるが、自分撮り機能を使わない場合でも十分に楽しめるスマートフォンであると感じている。

液晶は視野角が広く解像度も普通に使う分には全く問題なく、デュアルカラーLEDフラッシュやレーザーオートフォーカスに対応するなど、リアカメラのスペックも充実している。

超個人的なメリットになるものの、SIMカードスロットの構造は嬉しい。

日本向けのASUS ZenFone Selfieは台湾向けのASUS ZenFone Selfieと対応周波数が共通であり、台湾を中心に海外渡航時にも活躍してくれそうである。

台湾ではデュアルSIMも生きてくると思われるので、いつかは台湾で使ってみたいと思っている。

2015年は台湾に渡航する回数を減らす計画であるため、しばらく台湾に行く機会はなさそうであるが…

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