NECカシオの2013年第2四半期スマートフォン出荷台数は僅か20万台に留まる

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NECは子会社で携帯電話事業を手掛けるNEC CASIO Mobile Communicationsがスマートフォン事業から撤退することを発表した。
決算説明会においてスマートフォン事業から撤退する理由について説明している。
2013年第2四半期の携帯電話出荷台数は僅か約45万台に留まり、前年同期の約80万台から大幅に減少したことを明らかにしている。
営業損益は前年同期から約30億円も悪化し、約90億円程度の赤字となった。
スマートフォンへの取り組みが遅れ、魅力のある商品を開発できなかったと語っている。
再建を目指してLenovoとの提携交渉も行ったが、出資比率等の条件で折り合えず、単独では再建不能と判断し、スマートフォン事業から撤退することに決めたとのことだ。
フィーチャーフォンについては一定の需要が見込めるとし、開発や生産を継続する。
2013年第3四半期の出荷台数の内、約55％がフィーチャーフォンであったことも明かしている。
携帯電話出荷台数が約45万台であるため、内訳としてはフィーチャーフォンが約25万台で、スマートフォンが約20万台であることが分かる。
また、販売台数は出荷台数よりもさらに少ないと考えられる。
スマートフォン事業からの撤退で業績に与える影響は精査中としている。
・ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130731/495749/