メタルボディの薄型スマートフォンSamsung Galaxy A8 フォトレビュー
- 2015年11月30日
- Review
韓国のSamsung Electronics製のスマートフォン「Samsung Galaxy A8」を海外で触る機会があったため、簡潔にフォトレビューとして紹介する。
あまり時間がなく店頭の展示機を撮影したため適当なフォトレビューとなるが、このタイミングで書いておきたかったので記事を公開しておく。
Samsung Galaxy A8はSamsung Galaxy A8シリーズのスマートフォンで、ミッドレンジとハイエンドの中間、ミッドハイくらいの位置付けで、個人的には良い印象を持っている。
なお、Samsung Galaxy Aシリーズのスマートフォンとしては最高スペックとなり、中国では3,199人民元(約61,000円)に設定されている。
筐体には金属素材を採用しており、質感を高く仕上げている。
厚さが約5.9mmと薄型の筐体も大きな特徴となっている。
ディスプレイは約5.7インチFHD(1080*1920)Super AMOLEDを搭載している。
スマートフォンとしては比較的大きめのディスプレイとなるが、左右のベゼルは約2.5mmと狭く設計されている。
ハイエンドではないものの、ホームキーには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
指紋認証センサをリアに配置しているスマートフォンと、フロントに配置しているスマートフォンの両方を日常的に使用しているが、フロントに配置しているスマートフォンは置いた状態でも指紋認証によるロック解除が可能であるため、個人的にはフロントに配置する方を支持したい。
フロントのカメラは約500万画素となっている。
リアパネルは質感が高く、手触りが良く指紋が付着しにくい加工に仕上げられている。
海外でメインとして利用しているSamsung Galaxy Note5は性能重視で購入したが、リアパネルは指紋が非常に目立つため、Samsung Galaxy A8が羨ましく感じた。
また、リアパネルは左右のサイドに向かって丸みを帯びた形状となっている。
筐体のサイズや形状などは手にフィットするよう設計されており、持ちやすい印象を受けた。
SIMカードスロットは側面に配置されており、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
リアのカメラは約1600万画素でLEDフラッシュを備える。
電池パックの容量は3050mAhで、取り外しは不可となっている。
触った実機の型番(モデル番号)は中国本土・香港特別行政区・マカオ特別行政区で販売されているSM-A8000で、マカオ特別行政区の移動体通信事業者であるChina Telecom Macau(中国電信澳門)版のSamsung Galaxy A8となる。
SM-A8000はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応し、多くの通信方式に対応することが特徴的である。
チップセットはQualcomm Snapdragon 615 (MSM8939)とSamsung Exynos 5 Octa (Exynos 5430)の2種類が存在しており、前者はLTE UE Category 4に対応して通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなり、後者はLTE UE Category 6やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションに対応して通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
OSにはAndroid 5.1.1 Lollipop Versionを採用している。
China Telecom MacauのLTEネットワークで通信速度を測定してみた。
1.8GHz帯のFDD-LTE方式で帯域幅は15MHz*2であるため、通信速度の理論値は下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsである。
金属筐体、指紋認証センサ、一部はLTE UE Category 6など、ミッドハイのスマートフォンとしては比較的充実した性能に仕上げられており、メインのスマートフォンとして十分に使えそうである。
ハイエンドと比べて安く購入できるので、最高スペックまで求めない人にとっては良い選択肢になりそうに感じる。
日本でも出てほしいなと思いつつ、このタイミングでフォトレビューを書いてみた。
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