タイのAISが2016年1月末までに4G LTEサービスを開始すると発表、料金は据え置きの可能性大

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タイの移動体通信事業者であるAdvanced Info Service (AIS)は2016年1月末までにLTEサービスを開始すると発表した。

LTEサービスは4G LTE ADVANCEDとして展開していくことを明らかにしている。

Advanced Info Serviceは傘下のAdvanced Wireless Network (AWN)を通じて2015年11月11日のオークションでLTE用の周波数を獲得しており、近くFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)でLTEサービスを開始することが分かっている。

LTE用として帯域幅は15MHz幅*2を保有しており、15MHz幅*2のすべてを利用することになれば通信速度は下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsとなる。

なお、LTEサービスを利用するためにはLTEサービスに対応したSIMカードが必要で、*987#にダイヤルすることでLTEサービスに対応したSIMカードであるかどうかを確認できる。

900MHz帯(Band 8)については、LTEサービスで利用可能とするために周波数オークションに参加することを表明している。

LTEサービスの料金プランは発表していないが、W-CDMA方式の3Gサービスより高くすることはNational Broadcasting Telecommunications Commission(NBTC)の要件に反するとしており、3Gサービスより高くならないことを明らかにし、料金は据え置きとなる可能性が高い。

AIS SUPER COMBOシリーズのLTE対応スマートフォンは公式にLTEサービスを利用できることを保証している。

タイではAdvanced Info Serviceが加入者ベースで首位の移動体通信事業者であるが、いまだにLTEサービスは提供していない。

一方で3大移動体通信事業者の残り2社となるTrue Move H Universal CommunicationとTotal Access CommunicationはすでにLTEサービスを提供しており、Advanced Info ServiceはLTEサービスの開始を急ぐ。

一部のタイメディアは2015年12月中旬にLTEサービスを開始すると報じており、準備が整えばすぐにLTEサービスを開始する可能性がある。

AIS