3GPPが開催する5Gに関する国際交渉にトヨタ系列企業や日立も参加へ
- 2015年12月05日
- 海外携帯電話
GSM系の無線通信技術の仕様の検討や規定を手掛ける団体である3GPPが2015年12月7日から開催する第5世代移動通信システムの策定に関する国際会議に異業種の企業も国内外から複数の企業が参加することが日本経済新聞の報道で分かった。
国際会議はスペインのバルセロナ近郊で開催されることが決まっており、NTT docomoなどの移動体通信事業者や主要ベンダなどが主導して使用の検討を行う見通し。
日本企業では移動体通信事業者以外にトヨタ自動車系列のToyota InfoTechnology Center(トヨタIT開発センター)やHITACHI(日立製作所)など、移動体通信事業者とは異なる業種の企業が参加することが伝えられている。
海外企業では米国のGeneral Motorsなどが参加する模様である。
異業種の各企業は策定を主導するわけではないものの、IoT用途で5Gを活用することを見越して参加するものと思われる。
なお、5Gについては先に国際電気通信連合(ITU)が世界無線通信会議(WRC-15)において、5Gで利用する周波数帯の候補として24.25~86GHzを指定している。
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