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1.5GHz帯がモバイル通信のグローバルバンドに、世界的に調和させる決定



国際電気通信連合(ITU)は世界無線通信会議(WRC-15)において移動体通信で活用するために新たに3つの周波数帯を世界的に調和の取れた周波数帯とすることに合意した。

Cバンドと呼ばれる3.4~3.6GHz帯およびLバンドと呼ばれる1.5GHz帯について、世界的に調和の取れた周波数帯とすることが決まった。

総務省はこれを受けて、世界無線通信会議(WRC-15)の結果を公示する資料を通じて1.5GHz帯は日本のみで利用しているが新たにグローバルバンドとして追加されたと報告している。

Lバンドと呼ばれる1.5GHz帯は周波数範囲が1427.0~1518.0 MHzとなっている。

なお、日本で利用中の1.5GHz帯はBand 11が上り1427.9~1447.9 MHz、下り1475.9~1495.9 MHz、Band 21が上り1447.9~1462.9 MHz、下り1495.9~1510.9 MHzである。

欧州では先に欧州連合(EU)の政策執行機関である欧州委員会が調和の取れた周波数とする方針を示しており、下りのみとなるBand 32の1452.0~1496.0 MHzを採用する計画も出ている。

すでに英国では移動体通信事業者に割当済みで、キプロスでは割当の計画があることが分かっている。

また、700MHz帯はアジア太平洋および米州の地域的に調和の取れた周波数帯から、世界的に調和の取れた周波数帯とすることも決まった。

これにより700MHz帯は中東や欧州、そしてアフリカでも利用可能となる見込みである。

なお、フランスではすでに移動体通信事業者に割当済みである。

国際電気通信連合
総務省
GSMA

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