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シンガポールのSingtelがLTEサービスで900MHz帯の利用を確認



シンガポールの移動体通信事業者であるSingapore Telecommunications (Singtel)は2015年7月28日よりLTEサービスにおいてFDD-LTE方式の900MHz帯(Band 8)の利用を開始していることが分かっている。

LTEサービスの開始当初はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)と1.8GHz帯(Band 3)のデュアルバンドで提供してきたが、900MHz帯の利用を開始したことでトライバンドでLTEサービスを提供することになる。

シンガポール滞在中はSingtelをメインとして利用していたが、基本的には2.6GHz帯または1.8GHz帯に接続していた。

自動で900MHz帯に接続することはなかったが、900MHz帯に固定することで900MHz帯に接続できた。

ただ、900MHz帯におけるLTEサービスのエリアは決して広くはなく、900MHz帯に固定して利用していると圏外となることも少なくなかった。

帯域幅については2.6GHz帯と1.8GHz帯は20MHz幅*2であるが、900MHz帯は5MHz幅*2のみをLTEサービスで利用していることを確認できた。

900MHz帯に固定して通信速度を測定したところ、決して爆速とは言えないが実用的には十分に使える速度は出ていた。

将来的にはW-CDMA/GSM方式で利用中の900MHz帯をFDD-LTE方式に転用し、利用可能な帯域幅を増やしてから3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)の導入を検討している可能性もある。

singtel_900

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