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Sonyがスマートフォンの動作時間を1.4倍に延ばす新型電池を2020年に投入へ



Sonyはスマートフォンなどのモバイル機器の動作時間を現在の1.4倍に延ばせる新型電池を2020年に投入することが日本経済新聞の報道で分かった。

新型電池によって外出先で充電が必要となることも少なくなり、モバイル機器の使い勝手が増すとしている。

Sonyは現在の小型電池市場におけるシェアは1割弱としており、新型電池を早期に商品化することで巻き返しを図るという。

小型電池の大容量化で動作時間を長くするとのことで、従来と同じ大きさの電池であれば動作時間が長くなり、動作時間が同じであれば従来の電池より3割ほど小型かすることが可能で、モバイル機器の小型化にも貢献する。

これまで正極にレアメタルを含むコバルト酸リチウムなどを用いるタイプが主流とのことで、Sonyは電気を多く蓄えられる硫黄化合物を正極に用いることで大容量化を実現すると伝えられている。

スマートフォンの電池は長年の課題であるため、Sonyによる新型電池の商品化に期待しておきたいところである。

日本経済新聞

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