アルメニアのOrange Armenia、Ucomへの売却を承認する決議を採択
- 2015年12月29日
- 海外携帯電話
フランスのOrange傘下でアルメニアの移動体通信事業者であるOrange Armeniaは同社の株主がOrange ArmeniaをアルメニアのUcomに売却する取引を承認する決議を採択したことを発表した。
OrangeとUcomはすでにOrange ArmeniaをUcomに売却することで合意しており、Orangeが保有するOrange Armeniaの全株式をUcomに売却する。
この取引によりOrange Armeniaの事業とUcomの事業は統合し、Orangeはアルメニアにおける事業から撤退することになる。
Orangeはアルメニアにおける移動体通信のライセンスを取得後、2009年にOrange Armeniaを設立した。
首都のエレバンやルーラルエリアなどアルメニア全土でW-CDMA/GSM方式のネットワークを構築し、2014年末の時点で500人の従業員を雇用して63万もの加入者を抱えていた。
一方でUcomはアルメニアのインターネットサービスプロバイダで、2013年にLTE方式のライセンスを取得しており、2016年にLTEサービスの開始を目指している。
Orange Armeniaの事業とUcomの事業を統合後は、Ucomがこれらの事業を継承し、2016年には予定通りにLTEサービスを開始する見通し。
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