ソマリアのSomcableが4G LTEサービスの提供を開始
- 2016年01月06日
- 海外携帯電話
ソマリアの移動体通信事業者であるSomcableはLTEサービスの提供を開始した。
Somcableはソマリアのソマリランド地域の首都となるハルゲイサに本社を置く企業で、ソマリランド地域およびジブチに拠点を構えており、ソマリランド地域で通信サービスを提供している。
LTEネットワークはモバイル通信サービスで利用するだけではなく、商業施設や住宅における固定通信サービスとしても利用することを明らかにしている。
米国のAlepoと同じく米国のAirspan NetworksがLTEネットワークの構築で協力しており、AlepoとAirspan NetworksがLTE基地局を含めたLTEソリューションを提供している。
ソマリアは実質的にソマリランド、プントランド、ソマリアの3つに分断しており、ソマリランドはひとつの独立国のように機能しているが、国際社会はソマリアの一部としてソマリランドを承認していない。
ソマリランド地域には専用の国番号やMCCなどは付与されておらず、Somcableの扱いはソマリアの移動体通信事業者となるが、ソマリランド地域以外への展開は困難と思われる。
なお、ソマリランド地域でLTEサービスを提供する移動体通信事業者はSomtelに続いて2社目となる。
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