シンガポールを拠点とするGoouteが日本発のLTEスマートフォンKAZE K02を発表
- 2016年01月19日
- Android関連
シンガポールに拠点を置くGooute(グート)はFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「KAZE K02」を発表した。
Goouteは低価格帯のスマートフォン向けに端末やユーザインターフェースのデザインやメディアプラットフォームを提供するプログラムとしてARATASを展開する。
ARATASのプロダクトとしてARATAS DEVICE、ARATAS UI、ARATAS NETを用意しており、KAZE01はARATASの各プロダクトを搭載したスマートフォンとなる。
ARATAS DEVICEは日本のクリエイタが低価格帯のスマートフォンの筐体のデザインを手掛けるプロダクトでGoouteのパートナ企業が製造や販売を担当し、ARATAS UIは日本のクリエイタが開発を手掛けるユーザインターフェースでGoouteのパートナ企業に提供し、ARATAS NETはGoouteが企画および提供を担当するキュレーションポータルのLOUCUSやGOOUME JPを総称したメディアプラットフォームとしている。
日本のクリエイタが開発を手掛けているため、Designed in Japanと謳っている。
KAZE K02はOSにAndroid 5.1 Lollipop Versionを採用している。
チップセットは64bit対応のMediaTek MT6735である。
CPUはクアッドコアで動作周波数が1.3GHzとなっている。
ディスプレイは約5.0インチHD(720*1280)液晶を搭載している。
カメラはリアに約800万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/700(B28) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
Bluetooth 4.0や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)にも対応している。
システムメモリの容量は1GBで、内蔵ストレージの容量は8GBである。
電池パックの容量は2200mAhとなっている。
カラーバリエーションはBlack、Pink、Yellow、Whiteの4色展開である。
ハードウェアの製造は中国のKingtech Mobile(深圳市科泰克通訊設備)が担当している。
販売予定の国と地域は日本、香港特別行政区、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、バングラデシュ、フランス、スペイン、北米、南米としている。
また、KAZE K02をベースとしてディスプレイのサイズを約4.0インチに変更し、FDD-LTE方式に非対応としたNAMI N01も用意する。
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