Vodafoneが中南米市場への参入を計画、メキシコ・ブラジル・チリなどを検討
- 2016年02月06日
- 海外携帯電話
英国を拠点として世界各国で移動体通信事業を展開するVodafoneは中南米市場への参入を計画していることがチリメディアの報道で分かった。
計画は初期段階としているが、まずはメキシコやブラジルのような比較的規模が大きな市場に参入することを狙い、その後にチリのような比較的規模が小さな市場に参入することを狙うという。
すでにVodafoneは関係当局との接触を試みており、チリではVodafoneの幹部がチリ政府と会談を実施してチリにおける移動体通信事業への参入に関心を表明したとされている。
また、チリでは同国の移動体通信事業者であるEntel Telefonia Movilとも接触している模様である。
過去にはブラジルでイタリアのTelecom Italia傘下の移動体通信事業者であるTIM Participacoesの買収を計画しているとの報道もあり、2016年に入ってからはTIM ParticipacoesとOiの合併について交渉している模様で、Vodafoneが資本参加など何らかの形でブラジルへの参入を検討している可能性もある。
Vodafoneは英国を拠点に欧州、アジア、中東、大洋州、アフリカで移動体通信事業を展開しているが、米州では展開が遅れており、特に今後の成長が見込まれる中南米市場を開拓するものと思われる。
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