SoftBankが通信衛星を利用した高速なLTEサービスの実用化に向けた検証試験に成功
- 2016年02月17日
- SoftBank-総合
SoftBankはイスラエルの衛星通信機器メーカーであるGilat Satellite Networksと共同で通信衛星を利用した高速なLTEサービスの実用化に向けた検証試験に成功したと発表した。
基地局とコアネットワークを中継する回線に衛星回線を利用してLTEサービスを提供する検証試験としており、実用化に向けた技術の開発に成功したとのことである。
SoftBankはGilat Satellite Networksの高速衛星通信システムであるSkyEdge II-cの開発に企画段階から協力し、共同で技術開発や検証作業を実施してきたという。
共同で技術開発や検証作業を進めた結果、従来の衛星通信では実現が困難であった下り100Mbps以上の通信速度を実現したことを明らかにしている。
これにより基地局までの固定回線の設置が困難な地域においても低コストで高速なLTEサービスの提供が可能となる。
2016年中に商用環境で導入することを目指すとしており、SoftBank Groupの米国子会社であるSprintに応用することも視野に入れている。
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