ミッドレンジ向けチップセットSamsung Exynos 7 Octa 7870を発表、LTE Cat.6対応モデムを統合
- 2016年02月17日
- その他モバイル端末
韓国のSamsung Electronicsはモバイル端末向けチップセット「Samsung Exynos 7 Octa 7870」を発表した。
主にミッドレンジのスマートフォンをターゲットとしたチップセットである。
製造プロセスは14nm FinFETプロセスを採用している。
CPUはオクタコアのARM Cortex-A53を搭載しており、動作周波数は1.6GHzとなっている。
ディスプレイの解像度はWUXGA(1920*1200)まで対応し、60fpsでFHD(1080*1920)動画の再生が可能である。
カメラはリアとフロントともに約1600万画素まで対応し、デュアルカメラモードでは約800万画素ずつとなっている。
LTE UE Category 6に対応した通信モデムを統合している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)は2コンポーネント・キャリアまでとなるが、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsを実現する。
また、FDD-LTE方式とTD-LTE方式を組み合わせたキャリアアグリゲーションにも対応している。
2016年第1四半期に量産することを明らかにしている。
Samsung Galaxy J7 (2016)の一部モデルがSamsung Exynos 7 Octa 7870を搭載する見込みで、少なくともSM-J710FNがSamsung Exynos 7 Octa 7870を搭載することが分かっている。
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