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韓国政府、第4の携帯電話事業者の8回目の募集は保留に



韓国の行政機関で電気通信事業などを管轄する未来創造科学部は第4の移動体通信事業者を選出する計画を保留とすることを明らかにした。

競争促進を目的として第4の移動体通信事業者を迎え入れる計画は2010年より進められており、これまで7度も新規参入に向けた審査を実施したが、すべて失敗に終わっている。

直近では2016年1月にSejong Mobile、K Mobile、Quantum Mobileの3社を対象に審査を実施したが、未来創造科学部が定める基準を満たす企業はなく、7度目の選出に失敗したばかりである。

新規参入に失敗した企業の多くは財政能力が厳しいと判断されており、今後も新規参入を迎え入れることが困難と判断したことから、8回目の募集は保留することに決定したという。

ただ、この決定は恒久的なものではないとしており、将来的に第4の移動体通信事業者の選出に向けて動く可能性も示唆している。

なお、韓国の移動体通信事業者はSK Telecom、KT、LG Uplus (LG U+)の3社で、おおよそのシェアはSK Telecomが50%、KTが30%、LG Uplusが20%となっている。

未来創造科学部

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