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阪神ケーブルエンジニアリングがHai connectとしてAXGP方式による通信サービスを開始



阪急阪神ホールディングスグループ(Hankyu Hanshin Holdings)の阪神ケーブルエンジニアリング(Hanshin Cable Engineering:HCE)は地域限定型の高速無線インターネットサービス「Hai connect (ハイコネクト)」の提供を2016年3月1日より開始すると発表した。

Hai connectは地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の高度化方式を利用した高速無線インターネットサービスで、地域BWAの高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を確保したAXGP方式を採用している。

2014年10月に総務省の制度改正により地域BWAでAXGP方式を含めた高度化方式の利用が可能となり、阪神ケーブルエンジニアリングは2015年9月14日に初めてAXGP方式の基地局免許を取得してから基地局の増設などを進めてきた。

月額利用料は端末レンタル料とプロバイダ料込みで2,980円に設定されており、初期費用は2,160円となっている。

サービス開始を記念して初期費用を無料、月額利用料を加入月とその次月は無料とするスタートキャンペーンを実施する。

端末はモバイル無線LANルータと据置型無線LANルータを用意しており、モバイル無線LANルータはHUAWEI E5577s-932、据置型無線LANルータはHUAWEI E5180As-22である。

通信速度は下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsとなっており、無制限に利用できる。

提供エリアは阪神本線の西灘、大石、石屋川、御影、魚崎、青木、深江、芦屋、打出の各駅とその周辺で、提供エリアは順次拡大予定としている。

なお、阪神ケーブルエンジニアリングは阪神電気鉄道(Hanshin Electric Railway)が100%出資の企業である。

Hai connect

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