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ベイ・コミュニケーションズがBaycom LTEとしてAXGP方式を利用した通信サービスを開始



阪急阪神ホールディングスグループ(Hankyu Hanshin Holdings)のベイ・コミュニケーションズ(Bay Communications)は地域限定型の高速無線インターネットサービス「Baycom LTE (ベイコム LTE)」の提供を2016年3月1日より開始すると発表した。

Baycom LTEは地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の高度化方式を利用した高速無線インターネットサービスで、地域BWAの高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を確保したAXGP方式を採用している。

2014年10月に総務省の制度改正により地域BWAでAXGP方式を含めた高度化方式の利用が可能となり、ベイ・コミュニケーションズは2016年1月15日に初めてAXGP方式の基地局免許を取得してから基地局の増設などを進めてきた。

月額利用料は端末レンタル料とプロバイダ料込みで2,980円に設定されており、初期費用は2,160円となっている。

なお、既存のBaycomサービス加入者は初期費用を無料としている。

端末はモバイル無線LANルータと据置型無線LANルータを用意しており、モバイル無線LANルータはHUAWEI E5577s-932、据置型無線LANルータはHUAWEI E5180As-22で、いずれも阪神ケーブルエンジニアリング(Hanshin Cable Engineering)から調達する。

通信速度は下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsである。

提供エリアは兵庫県尼崎市、伊丹市、西宮市、大阪市北区、福島区の一部で42の基地局を設置している。

コアセンタ設備提供事業者は阪神ケーブルエンジニアリングとなっている。

ベイ・コミュニケーションズはこれまでBaycom WiMAXとしてWiMAX方式によるサービスを提供していたが、2016年1月から2016年2月にかけて段階的に終了した。

Baycom LTE

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