フィリピンの携帯電話事業者Smartがキャリアアグリゲーションを導入、NTTドコモが支援
- 2016年04月13日
- 海外携帯電話
フィリピンのPhilippine Long Distance Telephone (フィリピン長距離電話:PLDT)の完全子会社であるSmart CommunicationsはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を導入した。
キャリアアグリゲーションはアクラン州のボラカイ島で導入しており、下りの通信速度は250Mbpsに達するという。
フィリピン有数の観光地であるボラカイ島で高速な通信を楽しめるとアピールしており、キャリアアグリゲーションの導入エリアは順次拡大する計画である。
また、Smart Communicationsはキャリアアグリゲーションを導入するにあたり、日本のNTT DOCOMOと緊密に協力したことを明らかにしている。
NTT DOCOMOは外国の移動体通信事業者に向けてネットワークに関連したコンサルティングサービスを2015年11月23日より開始しており、第一弾としてSmart Communicationsからコンサルティングを受注したことが分かっている。
Smart CommunicationsはNTT DOCOMOによるコンサルティングを受けてキャリアアグリゲーションを導入したと思われる。
なお、Philippine Long Distance TelephoneとNTT DOCOMOには資本関係があり、NTT DOCOMOはPhilippine Long Distance Telephoneの株式8.6%を保有している。
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