マダガスカルでSIMカードの登録を義務化、未登録のSIMカードは無効化を開始
- 2016年05月05日
- 海外携帯電話
マダガスカルの政府機関で電気通信事業などを管轄するAutorite de Regulation des Technologies de Communication (ARTEC)およびマダガスカルの移動体通信事業者であるTelma Malagasy、BluelineブランドのGulfsat Madagascar、Airtel Madagascar、Orange Madagascarは未登録のSIMカードの無効化を開始した。
マダガスカルではSIMカードの登録が義務化となり、SIMカードの電話番号と所有者の個人情報を紐づけるために、SIMカードの所有者はパスポート、国民IDカード、運転免許証など本人確認書類の原本を移動体通信事業者に提示して個人情報を登録する必要がある。
また、新規にSIMカードを購入する場合は、購入時に本人確認書類の原本を提示しなければならない。
既存のSIMカードは登録済みであれば継続して利用することが可能で、未登録であれば利用停止となる。
当初は2016年4月1日より未登録のSIMカードを利用停止とする計画であったが、2016年4月30日に延長しており、2016年4月30日以降は未登録のSIMカードは利用停止状態としている。
利用停止状態から90日以内に登録を完了すれば、再び有効化することができるが、90日以内に登録しなければ完全に電話番号を抹消する。
なお、SIMカードの登録を必要としている移動体通信事業者はTelma Malagasy、Gulfsat Madagascar、Airtel Madagascar、Orange Madagascarの4社である。
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