NTTドコモが6月よりTD-LTE方式の3.5GHz帯を追加、3CC CAで下り最大370Mbpsに
- 2016年05月11日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは2016年6月下旬よりTD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)を利用可能とする。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を適用することで3.5GHz帯を既存の周波数と組み合わせて、快適な通信をさらに強化する計画である。
3.5GHz帯の利用はキャリアアグリゲーションを高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリア(3CC CA)のみとしている。
組み合わせはCA_3A-42CまたはCA_1A-42Cとなり、東名阪エリア以外はCA_1A-42Cとなる。
CA_3A-42CはFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)の20MHz幅を1コンポーネント・キャリア、TD-LTE方式の3.5GHz帯の20MHz幅を2コンポーネント・キャリア、合計で3コンポーネント・キャリアを束ねて下り最大370Mbpsとする。
CA_1A-42CはFDD-LTE方式の2.1GHz帯(Band 1)の15MHz幅を1コンポーネント・キャリア、TD-LTE方式の3.5GHz帯の20MHz幅を2コンポーネント・キャリア、合計で3コンポーネント・キャリアを束ねて下り最大332.5Mbpsとなる。
対応機種は2016年6月下旬発売予定のWi-Fi STATION HW-01Hを用意しており、Wi-Fi STATION HW-01Hの発売と同時にTD-LTE方式の3.5GHz帯が利用可能となる見通し。
なお、日本ではすべての携帯電話事業者がTD-LTE方式の3.5GHz帯を導入する計画であるが、NTT DOCOMOが最初に導入することになり、またNTT DOCOMOとしては初めてのTD-LTE方式となる。
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