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マカオ当局、カジノテーブルで携帯電話の利用を禁止に



マカオ特別行政区の政府機関である博彩監察協調局(Direccao de Inspeccao e Coordenacao de Jogos)はマカオ特別行政区内のカジノテーブルにおける携帯電話の利用を禁止したことが分かった。

博彩監察協調局は携帯電話を通じて代理で賭けるテレベット(代理ベット)を防止するためと説明しており、2016年5月9日より携帯電話の利用を禁止としている。

なお、カジノが入る施設内では携帯電話の利用が認められているが、静止画および動画の撮影は禁じられているため注意が必要である。

これまでカジノテーブルでは一部の運営会社が独自で携帯電話の利用を禁止している場合があったが、博彩監察協調局の決定により運営会社に関係なく全面的に携帯電話の利用が禁止となった。

携帯電話の持ち込み自体は認められており、利用しなければ問題ない。

参考までに、マカオ特別行政区には4社の移動体通信事業者(MNO)が存在しており、具体的にはCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社である。

博彩監察協調局

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