4Gライセンス入札をボイコットしたセネガルのSONATELが4Gライセンスを取得
- 2016年06月26日
- 海外携帯電話
フランスのOrange傘下でセネガルの移動体通信事業者であるSociete Nationale des Telecommunications du Senegal (SONATEL)は4Gライセンスを取得した。
4Gライセンスの取得によりLTEサービスを導入する計画で、2016年7月より一部エリアでLTEサービスを商用化する計画を明らかにしている。
セネガルの行政機関で電気通信事業などを管轄するAutorite de Regulation des Telecoms et des Postes (ARTP)は2015年11月に4Gライセンスのオークションを実施したが、最低落札額があまりにも高すぎることを理由としてセネガルのすべての移動体通信事業者がボイコットしたためにオークションは流札する結果となった。
事態を重く見たAutorite de Regulation des Telecoms et des Postesは移動体通信事業者との交渉にあたり、Societe Nationale des Telecommunications du SenegalはAutorite de Regulation des Telecoms et des Postesの提案を受け入れて4Gライセンスを取得した。
提案内容には既存の3Gライセンスおよび2Gライセンスを17年間延長とするライセンス更新に加えて17年間の4Gライセンスを付与することが含まれており、セネガルの通信業界の発展に向けて協力していくことでも合意したという。
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