ASUS ZenFone Go TVでミャンマーの地上デジタルTV放送を視聴できた
- 2016年06月26日
- Report
台湾の台北で購入したASUSTeK Computer (華碩電脳)製のスマートフォン「ASUS ZenFone Go TV (ZB551KL)」は複数方式の地上デジタルテレビ放送に対応することが大きな特徴である。
SoloTVのアプリケーションで地上デジタルテレビ放送を視聴することになり、設定には台湾のほかにブラジル、インド、インドネシア、日本、マレーシア、ミャンマー(ビルマ)、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムが含まれている。
設定では地上デジタルテレビ放送の方式も表示されており、ブラジル、日本、フィリピンの3ヶ国がISDB-T方式、残りがDVB-T方式またはDVB-T2方式となる。
台北、タイのバンコクに続き、ミャンマー最大都市のヤンゴンを訪問してASUS ZenFone Go TVで地上デジタルテレビ放送の機能を試してみた。
SoloTVを起動してミャンマーを選択するとANY、DVB-T方式、DVB-T2方式の選択肢が出てくるが、ANYであればDVB-T方式とDVB-T2方式の両方でチャンネルを検索するため、ANYを選んでおけば問題ない。
ヤンゴンの中心部においてはDVB-T方式のみで37のチャンネルを検出し、DVB-T2方式のみで67のチャンネルを検出し、ANYでは合計の104のチャンネルを検出した。
ミャンマーではDVB-T方式とDVB-T2方式の両方を導入していることが分かり、すべてのチャンネルを検索するためにはANYを選択する必要がある。
なお、地上デジタルテレビ放送を視聴するためには、標準セットに同梱されているアンテナケーブルを装着する必要がある。
ヤンゴンの中心部であれば屋内でも地上デジタルテレビ放送を視聴できることも多かった。
ミャンマーでは過去に地上デジタルテレビ放送に対応したスマートフォンが販売されたこともあるが、流通する機種数や個体数は少ないため、ASUS ZenFone Go TVはミャンマーの地上デジタルテレビ放送に対応した貴重なスマートフォンと言えるだろう。
▲
ヤンゴンでANYを選択してチャンネルを検索すると104のチャンネルを検出した。
▲
ASUS ZenFone Go TVでミャンマーの地上デジタルテレビ放送を視聴した。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。