Snapdragon X12 Modemを搭載したAterm MR05LNを開発中、デュアルNano SIMに対応
- 2016年07月22日
- その他モバイル端末
NEC Platforms製のLTE/W-CDMA端末「PA-MR05LN」が2016年7月21日付けでFCCを通過した。
FCC IDは2AA5WKMP7R2BB。
モバイルネットワークはW-CDMA 850(V) MHzのみで認証を受けている。
無線LANの周波数でも通過しており、IEEE 802.11 b/g/nに対応している。
FCCでは認証を受けていないが、IEEE 802.11 a/acにも対応し、日本国内では5.xGHz帯も利用可能となる可能性がある。
PA-MR05LNは未発表端末の型番で、Aterm MR05LNとして発表される予定である。
Aterm MR04LN (PA-MR04LN)の後継となるモバイル無線LANルータとして登場する見通し。
メーカー型番はKMP7R2BBであることが分かる。
電池パックは取り外し可能なリチウムイオン電池で、容量は2500mAhとなっている。
FCCでは実機画像や取扱説明書なども公開されている。
公開資料からデザインが判明しており、Aterm MR04LNと似たデザインに仕上げられている。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
通信モデムはQualcomm MDM9240を搭載しており、Qualcomm Snapdragon X12 Modemであることが分かる。
Qualcomm Snapdragon X12 ModemはLTE DL Category 12およびLTE UL Category 13に対応し、通信速度は下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
通信モデムの性能上は下りが3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)や256QAM、上りが2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)や64QAMに対応できるが、実際には下りの3CC CAに対応する程度と思われる。
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