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中国のBYDが第三者割当増資を完了、サムスン電子の子会社から出資を受け入れ



中国のBYD (比亜迪)は第三者割当増資を完了し、14,472,999,877人民元の資金調達に成功したことを発表した。

BYDは韓国のSamsung Electronicsの全額出資子会社を含めた6社を割当先とする第三者割当増資による新株式の発行を完了し、6社から出資を受け入れたことになる。

これまでにSamsung ElectronicsはBYDに出資するための交渉をBYDと実施していることを公表しており、最終的にSamsung Electronicsは同社の全額出資子会社で中国の上海に拠点を置くShanghai Samsung Semiconductor (上海三星半導体)を通じて資本参加した。

新たにBYDに出資した6社のうちShanghai Samsung Semiconductor以外の5社はGuotou Advanced Manufacturing Industry Investment Fund (国投先進製造産業投資基金)、CCB Principal Asset Management (建信基金管理)、China Life AMP Asset Management (国壽安保基金管理)、AEGON-INDUSTRIAL Fund Management (興業全球基金管理)、Essence Fund Management (安信基金管理)である。

株式の種類はA株、発行価額は1株につき57.4人民元、発行新株式数および資金調達額はGuotou Advanced Manufacturing Industry Investment Fundが26,132,404株で1,499,999,989.6人民元、CCB Principal Asset Managementが75,000,000株で4,305,000,000人民元、China Life AMP Asset Managementが55,662,020株で3,194,999,948人民元、Shanghai Samsung Semiconductorが52,264,808株で2,999,999,979.2人民元、AEGON-INDUSTRIAL Fund Managementが29,146,341株で1,672,999,973.4人民元、Essence Fund Managementが13,937,282株で799,999,986.8人民元、合計は252,142,855株で14,472,999,877人民元となる。

Shanghai Samsung SemiconductorはBYDの第9位の株主となり、株式保有比率は約1.92%である。

BYDは子会社を通じて携帯電話端末の製造、携帯電話端末向け部品の製造、自動車の製造、自動車向け部品の製造、自動車の販売、電池やエネルギーに関する事業などを手掛けており、特に電気自動車の関連事業に注力している。

Samsung ElectronicsはShanghai Samsung Semiconductorを通じてBYDと資本提携することで、Samsung ElectronicsとBYDの間におけるスマートフォンおよび電気自動車に関連した事業を強化するという。

BYD

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