台湾のHTC、赤字幅は縮小するも5四半期連続赤字
- 2016年08月03日
- 海外携帯電話
台湾のHTC (宏達国際電子)は2016年第2四半期の決算発表資料を公開した。
2016年第2四半期における収益は189億台湾ドルとなり、前年同期の330億台湾ドルから約42.7%の減少となったが、前四半期の148億台湾ドルからは約27.7%の増加としている。
営業損失は42億台湾ドルの赤字を記録しており、前年同期は51億台湾ドルの赤字、前四半期は48億台湾ドルの赤字であるため、前年同期および前四半期より赤字幅は縮小したものの、5四半期連続で赤字となった。
フラッグシップのスマートフォン「HTC 10」やVRヘッドセット「HTC Vive」をグローバルで発売したことが、前四半期比で収益の増加に貢献したという。
また、マーケティング費などコスト削減を実施しており、赤字幅の縮小につなげたとしている。
2016年第3四半期以降の展望として、スマートフォン事業はHTC 10の好調な販売を期待し、VR事業は地域ごとに販売チャネルの拡大や提携関係を深めるとともにコンテンツ作成に関わる開発者と連携することでVRエコシステムを構築するとのことである。
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