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大分県のケーブルテレビ佐伯がTD-LTE互換のWiMAX R2.1 AEを導入



総務省の九州総合通信局は地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式について、大分県佐伯市に本社を置くCable television Saeki (ケーブルテレビ佐伯:CTS)に対して2016年8月19日付けで免許状を交付した。

Cable television Saekiは地域BWAとしてWiMAX方式を導入しているが、地域BWAの高度化方式としてTD-LTE方式と互換性を確保したWiMAX Release 2.1 Additional Elements (以下、WiMAX R2.1 AE)方式を導入する。

免許の対象区域は大分県佐伯市一円、周波数は2.5GHz帯(Band 41)、通信速度は下り最大110Mbpsとなっている。

サービス開始時の基地局数は4局、サービス提供開始予定時期は2016年10月下旬、サービス内容は災害発生時の緊急回線、地域住民向け無線ブロードバンドサービスなどとしている。

地域BWAの高度化方式を採用する事例はCable television Saekiが日本全国で10例目となり、九州では初めてとなる。

総務省 九州総合通信局

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