バングラデシュ政府、Citycellの携帯電話サービス終了日を延期
- 2016年08月23日
- 海外携帯電話
バングラデシュの政府機関で電気通信事業などを管轄するBangladesh Telecommunication Regulatory Commission (以下、BTRC)はバングラデシュの移動体通信事業者でCitycellブランドを展開するPacific Bangladesh Telecomの携帯電話事業ライセンスを剥奪し、Pacific Bangladesh Telecomは携帯電話サービスを終了することが決まっている。
BTRCは2016年8月17日に携帯電話サービスを終了させることで決定したが、Pacific Bangladesh Telecomの顧客が他社に移行するための期間を設定し、2016年8月23日に携帯電話サービスを終了させると案内していた。
しかし、他社への移行に遅れるPacific Bangladesh Telecomの顧客が多いため、携帯電話サービスの終了日を2016年9月16日まで延期することになった。
Pacific Bangladesh Telecomは携帯電話事業ライセンス料、周波数利用ライセンス料、各種ライセンスの更新料が未払いであり、BTRCはこれを規則違反と判断して携帯電話事業ライセンスを剥奪する決定に至った。
1989年より移動体通信事業を手掛けるPacific Bangladesh Telecomはバングラデシュで最も長い歴史を持つ移動体通信事業者であるが、顧客減少による経営難が影響して各種支払いが難しくなり、最終的に幕を下ろすことになった。
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