中国向けに10コアCPUを搭載したスマートフォンSHARP A1を発表
- 2016年09月03日
- Android関連
中国のInnomaxx Technology (Tianjin) (群揚科技(天津))はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「SHARP A1 (FS8002)」を発表した。
Foxconn Technology Group (鴻海科技集団)の中核企業でHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)の子会社であるSHARPのブランドを冠したスマートフォンである。
OSにはAndroid 6.0.1 Marshmallow Versionを採用している。
独自ユーザインターフェースとしてLe Holdings (楽視控股)の子会社であるLemobile Information Technology (Beijing) (楽視移動智能信息技術(北京))のスマートフォンで主に採用しているeUIを導入する。
チップセットは64bit対応のMediaTek Helio X20 (MT6797)である。。
CPUはデュアルコアの2.3GHz、クアッドコアの2.0GHz、クアッドコアの1.4GHzで構成されており、合計でデカコアとなる。
ディスプレイは約5.5インチFHD(1080*1920)LTPS液晶を搭載している。
カメラはリアに約1600万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアにはカメラ用のデュアルカラーLEDフラッシュを配置している。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 6およびLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応し、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
プライマリのSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、セカンダリのSIMカードはW-CDMA方式で同時待受も可能である。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は32GBである。
外部メモリを利用可能で、microSDカードスロットを搭載する。
電池パックは内蔵式で、容量が3000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
ハードウェアの開発はFoxconn Technology Group傘下のFIH Mobile (富智康集団)が手掛け、製造はFoxconn Technology Group傘下のShenzhen Fu Tai Hong Precision Industry (深圳富泰宏精密工業)が担当し、台湾向けのSHARP Z2と共通のスマートフォンとなる。
なお、中国におけるSHARPブランドのスマートフォンの総代理店はInnomaxx Technology (Tianjin)である。
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