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韓国の国土交通部、安全対策済みのGalaxy Note7は航空機内で使用可能にすると発表



韓国の政府機関である国土交通部(Ministry of Land, Infrastructure and Transport)は韓国のSamsung Electronicsが開発したスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」に関して、安全対策済みの個体は航空機内で使用可能とすることなどを発表した。

国土交通部は2016年9月10日付けでSamsung Galaxy Note7の利用者に対して、航空機内では電源を切ること、航空機内では充電しないこと、受託手荷物として預け入れないこと、以上の3点を勧告した。

韓国では2016年9月19日よりSamsung Galaxy Note7のリコール対象個体は安全対策済み個体との交換を開始しており、これを受けて国土交通部は安全対策済み個体は3点の制限は適用されないと発表している。

また、安全対策済み個体は制限の適用外とすることについて、韓国の航空会社や空港運営会社に通知し、安全対策済み個体の変更点も含めて周知徹底するという。

Samsung Galaxy Note7の制限は豪州の航空会社や米国の連邦航空局(Federal Aviation Administration:FAA)がいち早くに決定し、その後に日本の国土交通省や多くの航空会社などが続いた。

そして、米国の米国消費者製品安全委員会(Consumer Product Safety Commission:CPSC)が全面的な使用中止を勧告し、各国当局の措置を踏まえてSamsung Electronicsも使用中止を勧告するに至った。

国土交通部はSamsung Electronicsが使用中止の勧告を発表してからようやく制限を発表し、この対応の遅さには韓国国内から韓国政府は国民の安全を第一に考えていないと批判も出た。

制限の実施は呆れるほど遅かったが、安全対策済み個体を制限の対象外とすることは驚くほど早くに韓国政府が決断した。

やはり、韓国政府がSamsung Electronicsの顔色をうかがっているような印象は拭えない。

国土交通部

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