Snapdragon 820を搭載した360 Phone Q5 Plusを販売中、6GB RAMのモデルを用意

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中国のQihoo 360 Technology (奇虎360科技)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「360 Phone Q5 Plus 1509-A00 (360手机 Q5 Plus 1509-A00)」を販売していることが分かった。

Qihoo 360 Technologyの360ブランドを冠したスマートフォンである。

OSにはAndroid 6.0 Marshmallow Versionをベースとしてセキュリティ性能を強化した360 OS 2.0を採用している。

チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 820 (MSM8996)を搭載する。

CPUはクアッドコアで動作周波数は最大2.15GHzとなっている。

ディスプレイは約6.0インチFHD(1080*1920)Super AMOLEDを搭載している。

カメラはリアに2個の約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約1300万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応する。

LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。

SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを搭載している。

Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。

システムメモリの容量は標準版が4GBで行政版が6GBとなり、内蔵ストレージの容量はいずれも128GBである。

電池パックの容量は3700mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。

リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。

製造はQihoo 360 Technologyの子会社であるQiku Internet Network Scientific (Shenzhen) (奇酷互聯網絡科技(深圳))が手掛けている。

なお、Qiku Internet Network Scientific (Shenzhen)は香港特別行政区のCoolpad E-Commerce (酷派電子商務)の全額出資子会社である。

Coolpad E-CommerceはCoolpad Group (酷派集団)の全額出資子会社であったが、Qihoo 360 Technologyの全額出資子会社であるTech Time Developmentからの資本を受け入れ、出資比率はCoolpad Groupが50.5%、Tech Time Developmentが49.5%となったが、Coolpad Groupは契約違反により株式の大半をTech Time Developmentに売却して出資比率はTech Time Developmentが75%、Coolpad Groupが25%となり、Qihoo 360 Technologyが間接的に75%出資するQihoo 360 Technologyの子会社となった。

価格は標準版が2,599人民元(約40,000円)、行政版が2,799人民元(約43,000円)に設定されている。

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