中国における2016年Q3のスマートフォン出荷台数でOPPOが1位に、成長率はvivoがトップ
- 2016年10月25日
- 海外携帯電話
香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchは中国における2016年第3四半期のスマートフォン出荷台数に関する調査結果を発表した。
1位は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)で約16.6%、2位は中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)で約16.2%、3位は中国のHuawei Technologies (華為技術)で約15.0%、4位は中国のXiaomi Communications (小米通訊科技)で約10.6%、5位が米国のAppleで約8.4%である。
Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsは月単位の調査や他社の調査では中国で1位となる結果も出ていたが、Counterpoint Technology Market Researchによる四半期単位の調査では初めて中国で1位となり、好調をキープしていることが分かる。
また、出荷台数の成長率では前四半期比および前年同期比の両方でvivo Mobile Communicationが1位となり、出荷台数で1位を獲得したGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsに出荷台数も迫っている。
前四半期比ではvivo Mobile Communicationが約31%の増加、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsが約11%の増加、前年同期比ではvivo Mobile Communicationが約114%の増加、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsが約82%の増加となり、vivo Mobile Communicationは出荷台数トップ5の企業で唯一の前年同期比で100%超えの成長率を記録した。
Xiaomi Communicationsは前四半期比では約1%の増加と停滞気味であるが、前年同期比では約22%の減少と出荷台数を大幅に減らしていることが分かる。
Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsはフラッグシップのOPPO R9が依然として販売好調で、経済レベルが一線都市や二線都市よりも劣る三線都市や四線都市ではエントリークラスのOPPO A37やOPPO A59の販売を伸ばした。
vivo Mobile Communicationはマーケティングを強化した影響もあり、vivo X7やvivo X7Plusの売れ行きが好調な結果を出している。
中国ではスマートフォンの販売はいまだにオフラインが4分の3を占めており、Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsとvivo Mobile Communicationはオフラインにおける販売強化も成功に貢献した。
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