SoftBankがドローンを活用した無線中継システムの屋外での実証実験を実施へ
- 2016年12月10日
- SoftBank-総合
SoftBankは新たに開発したドローン無線中継システムを用いた屋外での実証実験を日本国内で初めて実施すると発表した。
実証実験は2016年12月中旬より北海道虻田郡倶知安町で実施する計画という。
総務省北海道総合通信局より2016年12月1日に実証実験のための実験試験局の予備免許を取得済みで、2016年12月中旬に本免許を取得する予定である。
ドローン無線中継システムを用いて冬季の山岳やスキー場などにおける遭難事故による遭難者の迅速な救助を行うことを目的としており、ドローン無線中継システムの通信品質やサービスエリアなども評価するとしている。
なお、SoftBankは山岳における遭難事故による遭難者の迅速な救助を目的とする「携帯・スマホ等を活用した遭難者の位置特定に関する調査検討の請負」を2016年8月31日に総務省北海道総合通信局から受託しており、実証実験は冬季の山岳やスキー場などにおける遭難事故が発生した場合に、遭難者が所有する携帯電話を使って遭難場所を特定する技術的な試験や調査を実施する取り組みのひとつという。
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