アルゼンチンのMovistar Argentinaが南極で4G LTEサービスを開始
- 2016年12月19日
- 海外携帯電話
スペインのTelefonica傘下でアルゼンチンの移動体通信事業者であるTelefonica Moviles Argentinaは南極でLTEサービスを開始した。
Telefonica Moviles Argentinaはブランド名をMovistarとして展開しており、2016年12月より4GとしてLTEサービスを提供している。
LTEサービスの提供エリアを南極まで拡大しており、南極半島近くのシーモア島に位置するマランビオ基地周辺でLTEサービスを利用できる。
マランビオ基地はアルゼンチン軍が管理する南極観測基地であり、これまでTelefonica Moviles Argentinaはマランビオ基地周辺でGSMサービスを提供してきたが、マランビオ基地に新たな基地局を設置してW-CDMAサービスとLTEサービスを同時に導入した。
Telefonica Moviles Argentinaは主にマランビオ基地の居住者や観光客に対して最高のコミュニケーション体験を提供するとしており、南極で初めてLTEサービスを提供する移動体通信事業者となった。
マランビオ基地の居住者は約70人で、観光客も訪れるという。
なお、アルゼンチンは南極の一部の領有権を主張しているが、国際的には承認されておらず、複数の南極観測基地以外は実効支配が及んでいない。
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