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台湾のAcerがインドのスマートフォン事業から撤退へ



台湾のAcer (宏碁)はインドのスマートフォン事業から撤退することがインドメディアの報道で分かった。

インドは市場規模が大きく、事業拡大の機会を求めて参入するスマートフォンのメーカーは多いが、競争が激化して苦戦するメーカーも出ている。

Acerはインドにおけるスマートフォンで苦戦しており、インドでスマートフォンの販売を終了することを決定したという。

スマートフォン事業を終了してからは、ラップトップパソコンを中心に周辺機器などパソコン関連事業に集中するとされている。

インドではオンライン販売サイトを通じてフラッシュセールとして新製品を一気に売り出す手法で販売台数を伸ばすメーカーが多いが、Acerはフラッシュセールのようなことは実施せず、スマートフォンの販売台数が伸び悩んだ。

2016年にAcerがインドで販売したスマートフォンはわずか3万台程度とされている。

一方で、フラッシュセールを頻繁に実施してインドで好調を維持する中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)は2016年7月~9月の期間だけで300万台以上も販売し、インドに参入したメーカーでも大きく明暗が分かれた。

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