エジプトのOrascom TMTがMENAをインドのBharti Airtelに売却
- 2016年12月22日
- 海外携帯電話
エジプトのOrascom Telecom Media and Technology Holding (以下、OTMT)は同社の全額出資子会社でエジプトのMiddle East and North Africa Submarine Cable (以下、MENA)を売却すると発表した。
売却先はインドのBharti Airtelの子会社でシンガポールのNetwork i2iとなる。
取引条件を満たすことや規制当局からの承認を前提として、2017年第1四半期末までに取引が完了する予定とのことである。
MENAは中東、南アジア、欧州を結ぶ海底ケーブルシステムの運用を主要事業とする。
OTMTは非中核資産を売却する戦略としており、その戦略に従ってMENAを売却すると説明している。
金融、不動産、物流の分野を拡張し、OTMTの収益性の強化を目指すとともに高成長かつ高収益な事業の開発を支援するという。
なお、OTMTは朝鮮民主主義人民共和国の移動体通信事業者でブランド名をkoryolink (高麗リンク)として展開するCHEO Technology (逓オ技術)に出資しており、Bharti Airtelはブランド名をairtelとしてインドを含む南アジアやアフリカ各国で幅広く移動体通信事業を手掛ける。
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