docomo P-01D レビュー
- 2012年01月16日
- docomo-Panasonic
NTT docomo向けのPanasonic Mobile Communications製W-CDMA/GSM端末「docomo with series P-01D (以下、P-01D)」を触ったので、P-01Dについて感じたことを簡単に書いておこうと思う。
筺体は非常にコンパクトで、手にすっぽりと収まるサイズである。
あまり薄くはないが、それなりに軽くて持ちやすい印象である。
カラーバリエーションはグリーンとマゼンタとホワイトとターコイズが用意されている。
どのカラーもディスプレイの周りは黒色である。
グリーンのフロント。
グリーンのリア。
マゼンタのフロント。
マゼンタのリア。
ホワイトのフロント。
ホワイトのリア。
ターコイズのフロント。
ターコイズのリア。
画面ロック解除画面。
鍵のマークを左から右にドラッグする。
フロントには物理的なナビゲーションキーが配置されており、左からメニューキー、ホームキー、クリアキーとなっている。
ナビゲーションキーは少し盛り上がっており、押しやすい印象である。
P-01Dには複数のホームアプリが内蔵されている。
ホーム画面切り替えアプリで好みのホームアプリに切り替えることが可能である。
購入時に標準で設定されているdocomo Palette UI。
Panasonic独自のフィットホーム。
フィットホームでは一画面に表示するアプリケーションの数を3×3と4×4と4×5から選択することが可能である。
P-01Dはディスプレイが約3.2インチと小さいので、3×3に設定すると操作しやすくなりそうである。
ホームアプリを中心とした簡単な操作を行った動画。
ステータスバーを下した時の状態。
SIMカードの通信事業者名と接続している通信事業者名と通知が表示される。
ネットワークサーチではNTT DOCOMOとSoftBankを検出。
東名阪バンドには非対応となる。
ストレージの容量。
内部ストレージの空き容量は254MBとなっていた。
沢山のアプリをインストールすると空き容量が足らないということも出てきそうだ。
標準ブラウザを表示したところ。
マルチタッチによる操作は概ねスムーズだった。
タッチパネルの感度はもう少し良くしてもらいたいと感じたところである。
標準ブラウザを試した際にユーザーエージェントを取得しておいた。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.4; ja-jp; P-01D Build/GRH78) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
カメラについては作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。
設定は特に弄らず、画像サイズは最大の2592*1944で撮影。
P-01Dで撮影しているが撮影機種はQCAM-AAとなっている。
アップした作例は下記の画像をクリック。(更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能)
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTuTu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、Quadrant Standard Editionの4種類である。
NenaMark2でも複数回試したが、いずれも途中でフリーズしてしまったので結果は得られなかった。
AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは2678、Linpack for Androidのシングルスレッド処理のスコアは34.599~35.965、NenaMark1のスコアは39.40、Quadrant Standard Editionのスコアは1355。
AnTuTu Benchmarkの詳細な結果。
Quadrant Standard Editionでシステム情報を表示。
P-01DのFingerprintは下記の通り。
docomo/P_01D/pana2_1:2.3.4/GRH78/20110930.204632:user/release-keys
今回レビューしたP-01Dのバージョン情報は下記の通り。
Model number:P-01D
Android version:2.3.4
Baseband version:M7630A-ABBQMAZM-4.1.3010 V0.55 [Jul 04 2011 08:00:00]
Kernel version:2.6.35.11-perf
Build number:11093001
サイズが大きい端末が多い中、P-01Dのようにコンパクトとなサイズの端末は貴重な存在である。
全体を通して動作は悪くはなかったが、タッチパネルの感度がイマイチに感じたりベンチマーク測定中にフリーズしたりと動作も不安定な場面もあった。
発売までには改善してもらいたいところである。
レビューした端末は製品版ではないので注意しておいてもらいたい。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。
追加事項があれば、当記事に追記していく予定である。
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