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インドの携帯電話事業者AircelとRCOMの統合にTelenor Indiaも参加か



インドの携帯電話事業者であるReliance Communications (RCOM)とAircelは携帯電話事業を統合することが決まっているが、インドの携帯電話事業者であるTelenor (India) Communicationsも参加する可能性が浮上した。

これまでにReliance Communicationsの親会社であるインドのReliance ADA GroupとAircelの親会社であるマレーシアのMaxis Communicationsは折半出資で合弁会社を設立し、合弁会社がReliance CommunicationsとAircelの携帯電話事業に関する資産を取得して統合することで合意している。

Telenor (India) Communicationsの親会社であるノルウェーのTelenorは合弁会社に資本参加し、3社の携帯電話事業を統合することを視野に各社と協議しているという。

Telenorが資本参加後の合弁会社の出資比率はReliance ADA GroupとMaxis Communicationsが45%ずつ、Telenorが10%とする方向で調整している模様である。

インドでは12社の携帯電話事業者が犇めき合うが、2016年10月末時点でAircelが5位、Reliance Communicationsが6位、Telenor (India) Communicationsが8位の状況にある。

特にTelenor (India) Communicationsはシェアが5%未満と厳しい状況で、これまでにも統合に関する報道が幾度も報じられており、提携先を模索していると思われる。

なお、インドではReliance CommunicationsがSistema Shyam TeleServicesを買収することが決まっており、Vodafone IndiaとIdea Cellularが統合に向けて交渉中であることを認め、Quadrant Televenturesは2017年2月15日をもって撤退するため、これら統合などがすべて完了すれば、12社の携帯電話事業者は7社まで減ることになる。

THE ECONOMIC TIMES

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