サムスン電子、au向けGalaxy Note7 SCV34のFCC取得を取り消し
- 2017年02月25日
- KDDI-SAMSUNG
韓国のSamsung ElectronicsはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのFDD-LTE/WiMAX 2+(TD-LTE)/W-CDMA/GSM端末「SCV34」のFCC IDを取り消した。
SCV34は2016年9月7日付けでFCCを通過し、FCC IDはA3LSCV34が付与されていたが、Samsung Electronicsは2016年11月18日付けでFCC IDの取り消しを申請していたことが公示された。
FCC IDを取り消す理由も公開されており、SCV34は販売されることがないためと説明している。
SCV34は販売されることがないため市場に流通する個体がなく、そのためリコールを実施する必要もないとのことである。
SCV34は未発表端末の型番(モデル番号)であるが、au向けのSamsung Galaxy Note7となることが分かっていた。
Samsung Galaxy Note7はSamsung Electronicsがフラッグシップのスマートフォンとして展開していたが、爆発事故の影響により世界で販売を中止した。
日本ではKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneのほかNTT DOCOMOもSamsung Galaxy Note7を発売する計画であったが、発売時期が遅かったために日本での発売前に世界で中止となり、日本でSamsung Galaxy Note7が正規に販売されることはなかった。
なお、NTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy Note7となるSC-01JはFCC IDが取り消されておらず、実機画像や取扱説明書なども公開された。
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