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米国のFCCが最初のLTE-U/LAAデバイスを認可、B46/B252/B255に対応



米国の政府機関で電気通信分野などを管轄する連邦通信委員会(FCC)はLTE-UおよびLAAに対応した最初のデバイスを認可したと発表した。

LTE-UおよびLAAはアンライセンスバンド(非免許帯域)をLTE通信で利用する技術である。

アンライセンスバンドのみでLTE通信を利用するMulteFireとは異なり、ライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助としてアンライセンスバンドを利用し、ライセンスバンドとアンライセンスバンドのアグリゲーションで活用する。

なお、LTE-UはLBT機能がなく、LAAはLBT機能があり、これがLTE-UとLAAの大きな違いとなる。

連邦通信委員会が認可したLTE-UおよびLAAに対応した最初のデバイスはEricsson製のスモールセル「RBS 6402」とNokia Solutions and Networks製のスモールセル「FW2RADPM01」である。

RBS 6402はFCC IDがTA8AKRD90106083で、最初の認証を2016年7月12日に受けたが、2017年2月22日付けで正式にLTE-UおよびLAAの認証を取得した。

通信方式はLTE-U B252/B255, FDD-LTE 2600(B7)/2100(B4)/1900(B2/B25) MHzで認証を受けている。

FW2RADPM01はFCC IDが2AD8UFW2RADPM01で、最初の認証を2016年12月28日に受けたが、2017年2月22日付けで正式にLTE-UおよびLAAの認証を取得した。

通信方式はLAA B46で認証を受けている。

LTE-U B252は下り専用のFDDでUnlicensed NII-1、LTE-U B255は下り専用のFDDでUnlicensed NII-3、LAA B46はTDDでTD Unlicensedに該当し、これらがアンライセンスバンドにおけるLTE通信の周波数となる。

米国では移動体通信事業者のT-Mobile USが2017年春にLTE-Uを導入する方針を示している。

FCC

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