NTTドコモやKDDIなどがIoT向け通信方式LTE Cat-M1の展開で合意
米国のAT&T、日本のKDDI、オランダのKPN、日本のNTT DOCOMO、スペインのTelefonica、豪州のTelstra、カナダのTELUS Communications、米国のVerizon WirelessはIoT向けの通信方式であるCat-M1を早期に世界中で展開していくことで合意したと発表した。
スペインのバルセロナで開催中のMobile World Congress 2017 (MWC 2017)において、2017年2月27日に合意したという。
Cat-M1は省電力かつ広域なカバレッジを実現するIoT向け通信技術となるLow Power Wide Area (LPWA)技術のひとつで、3GPP Release 13に基づくLTE標準規格である。
なお、3GPP Release 14以降ではCat-M1の発展技術の標準化が継続している。
各社はこれからCat-M1やその発展技術のエコシステム構築を加速させるために、試作サービスや試験環境の提供、Cat-M1やその発展技術の検証用キットなど様々な活動において協力するとのことである。
また、個人顧客および法人顧客の両方を対象としてCat-M1を活用したIoTサービスを世界中で利用できるよう、Cat-M1の国際ローミングや標準化仕様の早期対応を推進することも表明している。
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