中国のMEIZU、スマホのSoCをMediaTekに一本化か
- 2017年02月28日
- その他モバイル端末
中国のZhuhai MEIZU Technology (珠海市魅族科技)は同社のスマートフォンに採用するチップセットをMediaTek (聯発科技)製に一本化する方針を示したことが韓国メディアの報道で分かった。
Zhuhai MEIZU TechnologyはスマートフォンのチップセットとしてMediaTekとSamsung Electronicsが開発するSamsung Exynosシリーズを採用しており、主に下位機種から中位機種がMediaTekのみ、上位機種はMediaTekとSamsung Exynosシリーズの両方を採用する状況にある。
これまでZhuhai MEIZU Technologyは上位機種では長らくSamsung Exynosシリーズを採用していたが、上位機種でもMediaTekを採用するようになり、2017年はMediaTekに一本化する方針を示したという。
Samsung Exynos 9 (Exynos 8895)の供給時期や供給量の不満からZhuhai MEIZU TechnologyはMediaTekに一本化する方針とされており、Samsung ElectronicsはZhuhai MEIZU Technologyの方針を踏まえてZhuhai MEIZU Technologyと交渉を開始した模様である。
Samsung Electronicsは広東省珠海市に位置するZhuhai MEIZU Technologyの本社に30人ほどの人員を派遣し、供給価格を下げるなど交渉していると伝えられている。
また、派遣された30人のうち20人はZhuhai MEIZU Technologyの本社に残り、技術支援を行うなど事態の収拾に努めているという。
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