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香港の数碼通電訊集団が2017会計年度前半の業績を発表、減収減益に



香港特別行政区のSmarTone Telecommunications Holdings (数碼通電訊集団)は2017会計年度前半の業績を公開し、携帯電話事業の業績なども判明した。

SmarTone Telecommunications Holdingsの2017会計年度は2017年6月末に終了する12ヶ月間となり、2017年決算年度前半は2016年7月から2016年12月となる。

2017会計年度前半の売上高は前年同期比47%減の53億7,230万4千香港ドル(約789億円)となった。

売上高のうち通信サービスによる売上高が前年同期比4%の小幅減少で26億7,362万7千香港ドル(約393億円)、端末機器やアクセサリ類の販売による売上高が前年同期比64%の大幅減少で26億9,867万7千香港ドル(約396億円)となった。

端末購入を伴う契約であるハンドセット・バンドルド・プランからSIMカード単体の契約であるSIMオンリー・プランへの移行が進み、端末機器やアクセサリ類の販売による売上高が大幅に減少した。

株主に帰属する純利益は前年同期比2%の小幅減少で3億9,339万9千香港ドル(約58億円)となり、2017会計年度前半は前年同期比で減収減益となった。

事業部門別では香港特別行政区における事業とマカオ特別行政区における事業に分けて公開している。

香港特別行政区の事業は前年同期比48%減の52億9,299万4千香港ドル(約777億円)、マカオ特別行政区の事業は前年同期比45%減の2億1,748万1千香港ドル(約32億円)となった。

部門間取引の調整額が考慮されておらず、単純な合計額はSmarTone Telecommunications Holdingsの売上高と異なるため注意しておきたい。

なお、香港特別行政区の事業は子会社のSmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)を通じて、マカオ特別行政区の事業は子会社のSmartone – Comunicacoes Moveis (数碼通流動通訊(澳門))を通じて手掛ける。

ポストペイド契約における香港ドル(HKD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期の301香港ドル(約4,421円)から小幅の低下で299香港ドル(約4,392円)となった。

ARPUの推移は安定的と評価されており、国際ローミング収入が前年同期比7%減を記録したにも関わらず、データ通信量の増加に伴うデータ通信収入の増加がARPUの安定化に貢献したと思われる。

携帯電話サービスの加入件数は2016年12月末で200万件となり、前年同期比1%増としている。

SmarTone

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