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シンガポールでGSMの終了まで1ヶ月を切る



シンガポールで各移動体通信事業者がGSM方式による2Gサービスを終了するまで1ヶ月を切った。

シンガポールの政府機関で電気通信分野を管轄する情報通信メディア開発庁(Info-communications Media Development Authority:IMDA)、シンガポールの移動体通信事業者であるSingtel Mobile Singapore、StarHub Mobile、M1は2Gサービスを利用する顧客に対して、公式ウェブサイトやSNSなどを通じてW-CDMA方式による3GサービスやLTE方式による4Gサービスに移行するよう促している。

シンガポールでは2017年3月31日をもってすべての移動体通信事業者がGSM方式で利用する周波数のライセンスが一斉に満期を迎え、それに伴い全社が2Gサービスを終了する。

形式上は2017年4月1日の0時(シンガポール標準時)よりGSM方式で利用する周波数のライセンスは切れるが、実際には2017年4月1日よりGSM方式のネットワークを順次停波すると思われる。

2015年6月15日にSingtel Mobile Singapore、StarHub、M1は2017年3月31日をもって2Gサービスを終了する計画を発表しており、2年近くかけて2Gサービスの顧客に移行を呼びかけてきた。

また、代理店が保有する在庫を除いて2016年11月15日より新たに提供されるプリペイドSIMカードはシンガポール国内で2Gサービスを利用不可とし、2017年1月1日以降は外国での利用を目的とする場合を除いて2Gサービスのみに対応した携帯電話の販売を禁止していた。

個人的な話、これまでに十数の国と地域でGSM方式を利用してきたが、人生で初めて利用したGSM方式がシンガポールのStarHub Mobileだった。

情報通信メディア開発庁
Singtel Mobile Singapore
StarHub Mobile
M1

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