サムスン電子がAIを活用した音声アシスタントBixbyを正式に発表、Galaxy S8シリーズに搭載
- 2017年03月22日
- その他モバイル端末
韓国のSamsung Electronicsは人工知能(AI)を活用した音声アシスタント機能としてBixbyを正式に発表した。
Bixbyは新しいインテリジェントなインターフェースとしており、完全性、コンテキスト認識、認識拡大などの観点でほかの音声アシスタント機能とは根本的に異なるとしている。
完全性に関してはアプリケーションがBixbyに対応していれば、タッチ操作で実行できるほぼすべての操作を音声で行えるようにする。
コンテキスト認識に関してはBixbyはいつでも起動可能で、アプリケーションの状態や現在のコンテキストを常時認識し、利用者が実行中の作業を継続的に実行できるように支援する。
認識拡大に関しては音声コマンドが不完全でも利用者の意図を正確に認識し、利用者が意図する操作を実行可能とする。
Bixbyを活用することで、シームレスかつ直感的な操作を実現するとのことである。
なお、Bixbyはクラウドに実装されるため、利用するためにはインターネット接続が必要となる。
Samsung Electronicsの次期フラッグシップのスマートフォンとなるSamsung Galaxy S8シリーズにBixbyを搭載することが明確にされており、Samsung Galaxy S8シリーズでは一部のプリインストールのアプリケーションがBixbyに対応し、段階的に対応するアプリケーションを拡大する。
Samsung Galaxy S8シリーズをはじめとするSamsung Electronicsの新端末からは筐体の側面にBixby専用キーを搭載し、Bixby専用キーを押下して簡単な音声コマンドを発するだけで、電話の発信など各種操作を素早く実行できる。
また、サードパティの開発者がBixbyに対応したアプリケーションを開発できるようSDKを提供するとのことである。
Bixbyに対応する製品はスマートフォンのみならず、テレビやエアコンなど将来的には拡大する方針も示している。
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